BMW MINI エンジンフード塗装はがれ修理のご依頼です。
欧州車では新車時の塗装でもよくあるのですが、見事に塗装が剝がれています。この車両は他社で塗装した形跡もあり、恐らく下地処理が悪くかなり酷い状態です。
エンジンフードをアッセンブリーで脱着します。
エンジンフードの付属品も当然外すのですが他社で外した形跡があり、恐らく外した時にクリップの土台から折れてしまったらしく酷い状態でくっつけてありました....
ヘッドライトリムカバーもやはり取付のツメが折れていて接着剤で無理矢理くっつけてありました。未だにこんな修理をする工場も少なく無く、弊社では理解に苦しみます....
他社での前回の下地処理が酷いのでパネルの塗装は全て剥離での作業になりました。弊社ではパネルの素材に配慮して剝離剤は使わず、かなり大変ですが手作業で剝離しました。
塗装の剥離後、パネルの歪みと入念に下地処理を済ませてから鋼板に合わせた2液型プライマーを入れ、設定温度まで熱を入れながら硬化させます。
入念に下地処理を済ませてから、上下圧送式ブースにて細部まで集中しながら塗装して行きます。
磨き、組み付け後、最終チェックを行い洗車してご納車となります。N様この度は弊社にご依頼頂き誠にありがとうございました。他社での仕上がりが酷かった為オーナー様もガッカリしていましたが、弊社での仕上がりに大変喜んで頂き、光栄に思います。今後のご相談もお待ちしております。